データックその2

サブカートリッジ内部に EEPROM が載っているゲームというのは「バトルラッシュ」というゲームだけのようです。このソフトはコレクターの方も探すのにも苦労するレアソフトで、分解するなんてとんでもないという代物みたいです。

私の推測ですと、 I2C EEPROM はアドレスを設定できるので本体とサブカートリッジの EEPROM でアドレスを別にして clock と data を共有していると思っています。なぜか clock (SCL) が見つからない理由はバトルラッシュを分解しないとわかりません。

分解せずに I2C の EEPROM が載っているという見分け方を紹介します。これは普通のサブカートリッジを分解した写真で、左から6番目の端子がありません。これが I2C SDA (data) の端子ですから、 EEPROM が内蔵しているのであれば、この端子もあるはずです。

調査的には微妙ですが、使う人もたぶんいないのでこの件はここまでにしたいと思います。バトルラッシュをお持ちの方は情報をいただけると進展するかもしれません。