UNROM の亜種

クレイジークライマーは基板は UNROM なのに、7432 (OR) ではなく 74HC08 (AND) を使っている。
http://bootgod.dyndns.org:7777/profile.php?id=3869

nesdev の wiki で見てました。基本的に亜種は配線方法やICのマイナーバージョンが異なるものだと思ってたんですが、これは基板は UNROM のままで別の汎用ICを使っています。シルクには LS32 とかかれているものの、HC08 を使う変態っぷり。

ソフト的にも $8000-$bfff が固定、 $c000-$ffff が可変なんで、全てのページにベクタアドレスを書いてるんでしょうね。

このころはコピー品が横行していたのでそれの対策だと思います。でも、カートリッジのコピー品は大半が NROM や CNROM だけの頃の話でそれ以降はどんどん高性能になってついていけなくなったような。別のことを言うと 1986 年末頃はディスクの市場とコピーが盛り上がりすぎて、UNROM は興味がないデバイスだったかもしれない。

当ダイアリーは当分の間 nesdev wiki の Recent changes をみて解説を書くような用途で更新するだけになるかもしれません。それをみて面白い人が何人いることやら。

別途 163 についてはキャラクタRAMの仕様もわかってきたみたいです。音源につなぐ抵抗値は 2ch の書き込みを反映してるみたいだけど、本物のカセットを並べて計測した方がいいですよ。 > Lidnariq さん

でも日本の製品を外国から手に入れるのは酷ですわな。