SUNSOFT-6 の仕様が MESS に実装中らしい

別件で久しぶりに nesdev の forum を覗いたら、開店休業中の FCdev が更新されていた。 どうも MESS の開発の人が実装しているらしい。

http://forums.nesdev.com/viewtopic.php?f=11&t=9744

かなりうれしかったので返事やこの記事を書いている訳だが、野球ゲームの解析なり、マハラジャの Work RAM enable bit を探る際に MESS のデバッガをフル活用していたり、ファミコン以外の解析にも MAME のデバッガを使っている。それが利用したエミュレータに最初にフィードバックされるというのはとてもうれしいことである。*1

さらにこの人は MESS ではサブカートリッジの ROM を別ファイルとして扱うので、サブカートリッジが刺さった状態は 1つの nes ファイルとしては扱わないと言ってくれる点だ。2つの ROM があって片方がミラーリングしている状態は nes ファイルでは想定外の仕様となるので無理矢理として、 nes ファイルの構成方法を書いていたのだが、これもやってくれることも自分はかなり嬉しいのだ。
いや、ゲームを遊びたい人には不便なんでしょうけど。

*1:それ以前に他のエミュレータの開発目的や異なったり、完成度的にも重要でもない2本を対応するのは無意味だと思われるので、目的や思想が合致する MESS に必然的に回ってきたとも言えなくもない。