1986 年 5 月時点の解析情報


そのバックアップ活用テクニック part 3 を久しぶりに見ました。


巻頭にはディスクシステムが発売されていて、中身はクイックディスクだ!という記事だったりします。それ以降に出版されたバックアップ活用テクニックの記事もディスクシステムのコピー方法がメインになってますから、UNROM, CNROM は解析記事としては日陰になっていたみたいです。


PC-88 とか MSX につないで、 ROM dump, カートリッジを改造して SRAM と電池を付けてそのデータを転送しようと記事がたくさん載っていて結構盛り上がってます。


ROM カートリッジの種類はいわゆる mapper #0 だけで、コピー対策品がでてきているという噂があるなんて記述があります。対策品はこの前書いた CNROM のダイオード付きのことを指しているようです。

ファミリーライターというカートリッジに EPROM を載せて、紫外線で照射するものも紹介されていて「我々はバックアップが目的でコピー助長ではない」と主張しているのがなかなか滑稽です。磁気系メディアが死滅していく中で ROM カートリッジの耐久性は抜群ですからバックアップなんてする必要はありません。
SRAM カートリッジの記事が出た時点で mapper #185 に相当するプロテクトデバイスが出始めたことと、ファミリーライターはその前からあったことから、 CNROM とダイオードの組み合わせはファミリーライター対策だと思って良いでしょう。SRAM カートリッジのほうはバスのはんだ付けとかパソコンを用意する時点でハードルが高すぎて、一般人に対しては理論上可能な珍品です。