FLASHPAD-MARKROM32 で対応している device について説明していきます。
MX29F040TC-70 (Macronix)
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-01447/
2個で300円と安価です。なおこれは現行製品の MX29F040CTC (C がついてる) とは別製品のようです。この旧製品のデータシートには CPU area programming に必要な CE# controlled write cycle の記述がなかったのですが、やってみたら動きました。
ここを見ている人はあまり関係ないと思いますが、 Macronix の事務所にサンプルをくれといってみたら、5V device と気付かずに他の製品を故障させる人続出で日本では取り扱い終了といっていました。
SST39SF040 (Microchip)
http://www.microchip.com/wwwproducts/Devices.aspx?product=SST39SF040
各部品販売サイトでも買える現行製品です。TSOP は幅が小さい (8mm x 14mm)です。なんと DIP 版も買えます。SST は Microchip に買収されたようですが仕様は以前と同じようです。
サンプル注文をすると東南アジアの工場からタダで送ってくれます。(2個ぐらいです)
一つ重大な点があり、command address の幅が A14:0 とかなり広いです。このため可変バンクが1つだけの単純なバンクコントローラでは programming できないことがありますので要注意。これがなかったら AM29F040B よりいい製品だったのに。