難易度の高い銀行口座を開設する

今年は2件作りたくて、両方とも成功したのでお伝えします.

2件とも資金洗浄防止や振り込め詐欺防止のため難易度が高いこと、最終的な判断は現地の係員が決めるため、運が必要です. これと同じ事ができるかは運です.

UFJ 銀行で2つ目の個人口座を作る

詳細は省きますが、引っ越しのため公共料金と家賃の支払いを新しい口座で管理する必要がありました. 同じ銀行にした方が振替の手数料を無料にできるため2つ目の口座を作りたくなりました.

そこで近所のUFJ銀行で上記の理由を詳細を含めて可能か聞いてみました. するとしばらくお待ちくださいと言われて奥で数名と話し込みが始まり約5分... 必要性が高いので作成可能と回答を得ました.

この時はお役所関連で別の珍しい支払いがあったことで先に奥で数名と話込みをさせていたのと、銀行で自分以外待ってる人が誰も居なくて銀行員がヒマだったことも合わせてお伝えします.

このあと2つ目の銀行口座を作ったのですが、1つ目と同じ支店の口座で作りますと言われました. 1つ目の口座は高校生の時に地元の東海銀行で作ったもので、窓口のUFJ銀行とはとても離れているのですがその地元の口座になりました. 印鑑も同じ物を要求されてじっくり確認されました. (応対した銀行員がその地名の漢字が読めなかったけど作れた.)
あとは普通の口座開設と同じ流れになりますが、通帳とカードのデザインを地味なやつかミッキー(東海銀行だったらバグスバニーだったんだけど)か選べます. 1つ目の口座と見分けるために別にしました.

台湾の銀行で外国人が個人口座を作る


台湾は外貨の送金に制限が多くて安い手数料で日本から台湾の人に送金する方法はないです. そこで昨年調べたところ、銀行口座は簡単に作れるので現地に行ったときに預金してそのあと日本からネットバンクで送金することはできるのです.

今回量産のための打ち合わせのあと銀行口座を作りたいと通訳さんに依頼したところ、昨年までは口座開設が簡単にできたといわれました. ほかの日本人が書いた口座開設報告の日付には注意してください. 大半は制限が出来る前の情報です. 台湾の空港にでもでっかく書いてあるんですけど、そういうことです.

わたしはあまり期待できなかったのですが台湾に来たし通訳さんは呼んだのでやってみることにしました. まず移民局に行って統一証号を得ます. これは古い情報と変わりありませんし、外国人が集まる役所なので簡単な英語ができれば終わります.

移民局の次は本番の銀行です. 銀行員は統一証号だけではダメで短期滞在者が持ってる訳のない在留証や台湾の健康保険証がいるといわれました. ここで通訳の人が移民局に電話し始めてこれはだめかなーと思ったら、豪雨で天気が悪く客が少なく銀行がヒマだったのか奥で話し込み始めて5分後、パスポートがあれば身分証明はokだから作れるよ. ということになりました!

印鑑に関してはフルネームのもの(名字だけは不可)かサインが必要です. サインはパスポートと同じ文字を書くことを要求されました. わたしは漢字を書くのが面倒なのでサインはひらがなにしてます. パスポートの有効期限を迎えるなどパスポートを作り直した後にもサインの文字の種類を替えるのは銀行窓口で手間が増えますのでやめましょう.

ここからは書類を書いて、何の目的に使うのか聞かれました。ここでさっき打ち合わせした人に仕事の支払いをしたいと答えると、その人は誰?って聞かれて名刺を渡したところこの人知ってますよって回答がきました. そして処理が進み制限がどんどん解除されていきました.
打ち合わせのときに町工場の人に近所にxx銀行があるよって教えられたのですが町工場のひともそこの銀行を使っているのでうまくいきました. この紹介がなかったらネットバンクにかなりの制限を加えられたはずです.

通訳さんも奇跡ですよっていってました.

2つの経験から得られた成功のポイント

  • 近所の銀行に行く (小さな支店がよかったかも)
  • 客が少なくて銀行員がヒマ
  • 口座が必要な明確な理由を持つ、地元の人に紹介してもらう

あとは銀行員の個別の裁量という運です.