続 CD-ROM2 の ADPCM 用(にもつかえる) RAM の転送

コブラIIとロードス島(1作目)の停止理由をみたところ原因は下記でした.

  • READ(6) コマンドの転送先を題名の RAM に設定
  • その初期化の一部を BIOS を使わずに直接制御

ADPCM 用(にもつかえる) RAMというまどろこっしい表現はこの RAM へ ADPCM 用の data をいれればボイスが出るのですが、非SUPERソフト*1で普通に使える RAM 容量不足の対策に使っていてボイスに関係ないことが多々あります.

問題のコードは2作品で流用されていて BIOS と違う初期化手順でも正常動作すればなおりそうです. いまは 1 byte ずれててそこで暴走したり停まってました.

bios

8 0
9 0
d 3,2,0
1 81 08 00 1b f5 1b 00
b 2
(loading)
b 0
(6280 read ADPCM RAM)
8 0
9 0
d 8,0

問題の手順

1 81
8 0
9 0
d 3,2,0
b 2
1 08 00 61 35 0f 00
(loading)
b 0
(6280 read ADPCM RAM, used bios)
8
9
d 8,0

別の手順

address 0x1ff80b に data 0x01 を write するもの. 流用コードとちょっと似ている...

1 81
8 0
9 0
d 3,2,0
1 08 00 0f 1b 05 00
b 1

*1:SUPERソフトでも容量不足になったらやっぱり使う