開発日記

PLD を試した

最初は SLG46620 で内部回路を組んでみた. この場合は特に問題なく組めたのだが、 Programming の手段が専用の Programmer が必要で、基板につけたMCUから programming できないことが判明. その programmer も入手できないので詰んだ.

つぎによく使われるというか I2C で回路データを転送できる SLG46826 で内部回路を組んだ. 前デバイスと比べるとレジスタがそんなに多くなかったり LUT と兼用するために 6x2 のレジスタの確保は無理で、 5x2 のレジスタでギリギリ組めた.

判明した問題

SLG46620 は単価が安いが programmer が入手不可, 部品実装後に回路を設定できる手段もなく、 programmer が手に入っても量産時に programming の人件費がかかって安くない可能性がある.

SLG46826 は上記の問題はなく 74595, 74139, 7400 は1つにまとめられる. IO の脚の数が少なく、もしIOがもう1本あれば反転ゲートがいれられる. 結果として 74240 を減らすことができない. 74165と周辺側も実装はできそうだが脚が足りないので 74165 以外にうまくまとまらない.

考察

期待した割に機能面でもうちょっとというところで本当に採用するか悩んでいる. 本来の機能としてはロジックだけではなくアナログ部分の統合が強力なので私の用途ではちょっと違うので性能が足りていない.