database を改める
ROM の hash や構成は MAME の hash/nes.xml を正規化して SQLite にいれて、再集計している. ただ nes.xml の中身は信憑性が低いものが散見されるのでそれの集計や傾向を追っていると時間を浪費してしまう.
信憑性の低さを上げるには図書館や博物館の記録としての知識がいると思う. 集計だけしていても楽しくない.
そんなことを気にしながら本来の目的である、nametable control register がないソフトに対してどのドライバを使うのかという検索のためのデータを出力したり API を作った. 中断期間をいれて1週間かかった.
API を改める
それ以外にも新しい GUI に対しての API の更新が必要でそれの修正. 7月に設定ファイルの管理はGUI レイヤで GUI 担当者に作ってもらったらうまくいなかった. これは私の設計が悪いので、 GUI/CUI 共通部分は mruby レイヤでやれるように9月上旬に修正した. 修正したものの GUI の更新を放置してしまっており CUI だけで使えるようになっていたので、今回ちゃんと統合した.
この処理の都合でファイルの管理がかなり必要になった. 具体的には一時的なファイルの削除と作成、ディレクトリの作成がほしい. cruby ではここらへんは File とか Dir のメソッドが豊富なのに対して mruby はかなり貧弱になっている.
そこで mruby から C レイヤで msys がサポートしている mkdir() とか unlink() をその場しのぎにいれていたが、GUI の統合のために直した. 20年以上前から変わっていない(変えられない)話で Windows のファイル名は非 ASCII であると面倒である. 先述の mkdir() や unlink() のファイル名は最終的には Windows API にリンクするはずだが(未確認)、それらの関数が期待するファイル名の文字コードは default code page というやつで、日本語設定になっている Windows では Windows-31J という文字コードをいれればちゃんと動くが、他の言語を使っている場合は deafault code page は latin とか big-5 なのでだめになる.
これの対処は char * の Windows-31J なり UTF-8 を wchar_t * の Unicode に変換してから Windows API の名前の末尾が W の関数を使うのが適切である(たぶん).
この対応も中断期間をいれて1週間かかってしまった.
ファームウェアの修正にようやく入れる.
完成が見えない. つらい.