憂慮

長年 web 検索に google を使っていたがおせっかいな機能(映画のネタバレのような知らないふりをして楽しむことに事実を目立つ位置に堂々と書いてきた)とUIがおかしくなってきたことが原因で別の検索エンジンを検討している.

google が直接悪くはないが、プログラミングや数学について調べごとをすると、参考にできないような試行錯誤の報告がでてくるならまだいいものの、現役xxxが解説!!という google が間接的に悪くしているものがあまりにも多くなりすぎてる. 特定のドメインを消すプラグインがいまはたくさんあるのでいれてみたが、そういうツールはいつの間にか使えなくなることが何度もあったので気休めかもしれない.

プログラミングや数学については規格書原文、開発ツール提供団体、大学、試行錯誤した個人の報告順に優先順位をつける. 個人の報告は利用した手段を提供団体や規格書まで遡って信憑性や妥当性を確認する.

ruby ができて mruby にできないことは提供団体が提供する C レベルの実装に対する文書があまりにも少なく10年前の個人の報告をもとにヘッダファイルを読むことがある(例えば Array.size に相当する C レベルの呼び出し). 運が悪いとソースコードを読むことになり、本来の目的から離れていく.

その点では Microsoft ドメインが提供する WindowsAPI の解説は優秀である. 検索でもノイズをかき分けながら頭の方にでてきてくれる.