CD-ROM2 の ADPCM 用(にもつかえる) RAM の転送その3

別件の修正です.主に CD-ROM コントローラから ADPCM 用 RAM を書いてしまえる DMA と呼ばれているやつです. 等幅に書いてある部分の左端の数値は 6280 からの絶対address 0x1ff80x の略記,その次がそこに書かれる data で並ぶ場合は連続で書かれます.

bios, DMA, write pointer 初期化あり

先日の記載と同じです.

8 xx
9 xx
d 3,2,0
1 81 08 xx xx xx xx 00
b 2
(loading)
b 0

d = 3 の時点で write pointer を更新します, その後の 2, 0 は意味があるのかよくわかりません. b = 1 を書いた時点で転送を開始し、 write pointer がずれることはありません.

b = 2 の代わりに b = 1 をする自前コードがたまにあります. がろすぺがそう.

bios, DMA, write pointer 初期化なし

download2 がやってました. bios を使ってるのであまり文句は言えませんが、write pointer の初期化を忘れていそうです.

d 0
1 81 08 xx xx xx xx 00
b 2
(loading)
b 0

この場合は write pointer はその前に使った値のまま使われます. 以前のソースはここで write pointer を更新していておかしかったようです. 普通の RAM が足りなくてキャラデータを ADPCM 用 RAM にいれておいてボスになったらそれを読み込ませる処理をやっているみたいです.

自前コード,DMA, b を書く順番が違う

先日の記載です.

1 81
8 xx
9 xx
d 3,2,0
b 2
1 xx xx xx xx xx 00
(loading)
b 0

address 0x1ff801 に書く順番がちょっと変ですがここは問題になってないので無視します. b = 2 を書いた後に残りの read(6) のパラメータを書きます. この場合も write pointer はずれません. (ずれてたので直しました)

bios, 6280 write

8 xx
9 xx
d 3,2,0
c xx,xx,...

d = 3 のあと d = 2, d = 0 と続くので, write pointer がずれないようです.

自前コード,6280 write

8 xx
9 xx
d 2
a ??
a xx.xx,...
d 0

d = 2 のままなので write pointer が1個ずれて a = ?? によって補正されるようです.
エミュレータ上の解釈は d の bit2 が 0->1 になるときに bit0 が 1 の場合はwrite pointer はずれない, bit0 が 0 の場合は write pointer はずれる. ということになっています.

5つの例を見ての解釈

  • read(6) の発行の前後にかかわらず address 0x1ff80b の w1 か w0 を 1 にすると CDROM FIFO の buffer が ADPCM 用 RAM に書く
  • address 0x1ff80d w1 を 0->1 にすると write pointer を設定し,状態を write standby にする
    • 先日コードまでこの入力は 0x1ff80d.w1 | 0x1ff80b.w1 | 0x1ff80b.w0 としていましたが解釈を変えました
    • write stand by は address 0x1ff80d w1 を 1->0 にするか, address 0x1ff80a を write すると write ready に変わる
  • address 0x1ff80d.w1 を 1->0 にすると 状態を write ready にする

いまのところ address 0x1ff80d.w0 は意味がないという実装にしていますが、これでうまくいかないソフトがでるならエミュレータと同じにすべきだと思います.
この調査は everdrive 持ってる人がプログラム書いて DUO で動かしてくれるとわかるんでだれかやってほしいです.