ファミコンソフトのメーカー別年間発売本数を集計する - その4

ROM ソフトに関しては傾向をつかむことができました。

  • 任天堂生産品に関しては全ての期間で制限枠が有効に見える
  • 自社生産会社は制限がある程度適用される
    • 88年以前は制限枠は緩い様に見えるが、自主的に守っていたのか会社の生産能力がその程度だったのかは不明。
    • 88年以降は制限が存在し、子会社などに契約して枠を増やしていた
    • ナムコは完全無視して大量に発売 (ただし ROM ソフトのみ)
  • 制限の数は3,5,それ以上から選ぶことが出来た (?)

一方ディスクは盛況だった期間が短く、傾向がつかみにくいのでほとんど今回の考察にはいれられませんでした。ただし盛況な期間ではソフトの本数は多いので、制限は緩いように思いました(緩いまま市場が終わってしまった)。ディスクの場合は半導体や電子回路の生産とあまり関係しないことが関係していそうです。
というわけで、今回の集計はこれでおしまいです。